光化学スモッグについて

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kojo
「光化学スモッグ」というと、もう昔の事のように感じる方もいるかもしれません。
今は中国の大気汚染が酷い状態になっていて、その影響を日本でも受けており、他人事ではありません。

光化学スモッグは具体的にどのようなもので、私たちの生活にどう影響を及ぼすのでしょうか?
また、話題になっているPM2.5との違いも合わせて取り上げていきたいと思います。

光化学スモッグとは
工場や車などから出る排気が、太陽の光(紫外線)を浴びると化学変化を起こし、
有毒な「光化学スモッグ(光化学オキシダント)」となります。
つまり、紫外線量が多い春から発生しやすくなるのです。
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出典:東京都光化学スモッグ情報

Q&A
Q1、注意報、警報がなるのはどの程度から?
光化学オキシダントの濃度によって定められています。
<東京都の場合>
光化学スモッグ学校情報:濃度100ppb
光化学スモッグ注意報:濃度120ppb
光化学スモッグ警報:濃度240ppb
平成27年度の警報の数は学校情報25、注意報14、警報0でした。
警報はここ数年でいないようです。
学校情報が出た辺りから特に子どもは外出を控え、
大人は長時間の外出は控え、激しい運動は控える必要があります。

Q2、PM2.5とどう違うの?
光化学オキシダントは気体であるのに対し、PM2.5は排気ガスの粒子です。
症状も光化学スモッグは目やのどに影響が即座あるのに対して、
PM2.5は即座には影響は少なく、長期的に癌などのリスクを高めるそうです。

Q3、全国的に光化学スモッグの量はどのような傾向にあるのか?
なんと近年、光化学オキシダント濃度が上がっているのです。
大気汚染については、高度成長期を終えた日本では横ばいで、
光化学スモッグの原因となる物質の量も変化がないのですが、
濃度が上がっているという現象が起きています。
おそらく中国の大気汚染の影響を日本も受けていると考えられていますが、
今のところ原因を完全には解明されていないようです。

体への影響

kenko
光化学スモッグの体への影響は大きな不快感を伴います。
即座に影響が出ますが、害が蓄積することはないようです。
影響の出るパターンが大きく分けて3つあります。
①眼下系
目が充血したり、ちかちかしたり、涙が出やすくなったりする事があります。
②呼吸器系
喉がいがいがしたり、呼吸が苦しく感じたりする事があります。
③急性の症状
めまいがしたり、頭痛がしたりする事があります。

全国で平成21年には合計910人、平成22年には合計128人への被害が報告されています。
光化学スモッグについて知られて長いのにも関わらずこれだけの被害が出ているので、油断できません。
特に、乳幼児、子ども、高齢者、持病のある方など体の弱い方は注意が必要です。
特にアレルギーのある子どもで、喘息などの呼吸器系に疾患がある方、心臓や甲状腺に疾患がある方は影響が出やすいので特に気をつけてください。
害は蓄積されるものではないので、胎児への影響は考慮しなくてもよいそうです。

予防法、対処法
光化学スモッグの唯一の予防法は「外出しない」こと。
他には予防策は今のところないそうです。
マスクも意味がないようで、特別な用事がない限りは室内にいることをおすすめします。
また、服に付く物ではないので払う必要はありません。

今は各地で注意報が出た際にメールで知らせてくれるようです。
それを利用すれば、安心して外出できそうですね。
乳幼児、高齢者と同居されている方は是非登録して、予防したいですね。
●東京都はこちら(東京都環境局)から登録できます。
●大阪府はこちら(大阪府環境農林水産部)から登録できます。
●福岡県はこちら(福岡県庁)から登録できます。

いかがでしたでしょうか。
私は小さい子どもを抱えているので、気をつけたいと思いました。
皆様も春になったら注意警報を気にしてみてください。

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