七福神~名前、由来~

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日本で、最も知られている神様のひとつに「七福神」。
今でも七福神巡りも盛んに行われ、多くの人々に信仰される七福神ですが、どのようにして人々に信仰されるようになったのでしょうか。

また、七福神はそれぞれ個性溢れる神様ですが、どのような神様なのでしょうか。
名前やどのような神様なのか、どのようなご利益があると言われているのかなど詳しく調べてみました。

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七福神の由来
室町時代末期から信仰されるようになった七福神。どのようにして生まれ、広まったのかは定かではないそうです。農民や漁を営む人々を中心に広まり、人々の生活の中に根付いた信仰です。
船に乗って福を運んでくるめでたい神様として、新年に七福神を巡る習慣もできました。現在では、時期を問わず七福神のご加護を受けようと全国で七福神巡りがされるようになりました。

それぞれの神様について
1.恵比須(えびす)
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片手に釣り竿、片手に鯛を抱えていた姿で、元々漁業の神様として崇められていました。現在では、商売繁盛や豊作をもたらす商業や農業の神様としても信仰されています。
七福神の七柱の神様の中で、唯一日本の神様です。
日本神話に登場する「いざなみのみこと」(女神)と「いざなぎのみこと」(男神)の間に生まれた第三子でいらっしゃいます。
ご利益は「商売繁盛、除災招福、五穀豊穣、大魚守護」です。

2.毘沙門天(びしゃもんてん)
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毘沙門天は槍(やり)を持ち、鎧(よろい)を身に着け、険しい表情をしています。その勇ましい姿で財宝を守っているのです。他の神様が皆柔らかい表情をしている中で、毘沙門天の勇ましい表情が特徴的です。
元々ヒンドゥー教の財宝の神様でした。インドから中国に伝わり、日本でも親しまれるようになったそうです。
ご利益は、「武道成就、降魔厄除、家内安全、夫婦和合」です。

3.大黒天(だいこくてん)
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右手に打ち出の小槌を持ち、左肩に袋を下げ、米俵の上に座る大黒天。ふくよかな体に福耳、そして柔和な表情が特徴的です。
元々ヒンドゥー教の神様で、インドから中国に伝わりました。そして中国から日本へ最澄が広めたとされています。
打ち出の小槌は、振ると宝が出てくると日本話によく出てきますが、富をもたらすと言われています。そして、頭に被った頭巾は、「上を見ない」と言われていて、つまり謙虚であることを意味しているそうです。さらに、米俵は「満足」という意味で、二俵で十分満足するという意味で欲張らることへの戒めとなっているようです。

ご利益は、「五穀豊穣、子孫愛育、出世開運、商売繁盛」です。
4.弁才天(べんざいてん)
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琵琶を奏でる姿の弁才天。七福神の中で唯一の女神です。
ヒンドゥー教の神様で、最初は大河の神様として崇められていました。河のせせらぎが音楽が奏でられているように聞こえることから、音楽をつかさどる神様となりました。また名前の「弁才」は、雄弁であることに由来しているとも言われ、学問の神様としても有名です。「才」が「財」とも読めるため、富をもたらすとも言われています。

元々水の神様として知られいるので、海辺や湖畔に祀られることが多く、現在では鎌倉や近江の竹生島で祀られています。

ご利益は、「学徳成就、諸芸到達、恋愛成就、福徳施与」です。

5.寿老人(じゅろうじん)
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寿老人は、頭巾を被り、白い長いひげで穏やかな表情をしています。右手に巻物を付けた長い杖を持ち、左手にうちわを持て、仙人のような姿をしています。長いひげが長寿を表し、うちわで災いから人々を遠ざけていると言われています。

元々、中国の神様で、哲学者である「老子」が星になり、それが人間とみなすようになり、寿老人として崇めたのが始まりだと言われています。

ご利益は、「延命長寿、幸福長寿、家庭円満、福徳智慧」です。

6.福禄寿(ふくろくじゅ)
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福禄寿は頭が長く、長いひげを持ち印象に残りやすいですよね。右手に巻物が付いた杖を持ち、左手に数珠を持っています。長寿の神様で、千歳を超えるそうです。

元々中国の神様で、漢民族の伝統的な宗教である「道教」で崇められた神様です。道教で理想とされる幸福、財力、寿命をすべて持つ擬人化された存在が福禄寿です。
寿老人と同一人物だとの説もあるそうです。

ご利益は、「延命長寿、財運招福、招徳人望、立身出世」です。

7.布袋尊(ほていそん)
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ふっくらしたお腹に、袋を下げて、笑みを浮かべて描かれることの多い布袋尊。
七福神の中で唯一実在した僧侶です。中国で唐の時代に生きた布袋和尚。楽天的な性格で、「至福の象徴」として人々に愛されたそうです。

ご利益は、「家庭円満、千客万来、商売繁盛、家運隆盛」です。

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